ひとふゆ、青笹の山の中で過ごしました。毎朝、六角牛山に向かい車を走らせました。例年になく雪の多い年でした。

もうすぐ春です。屋根の雪もとけて、私たちも卒業です。長くそして短かった３ヶ月でした。

	きっかけは・・・
	昨年中は何がいけなかったのか、面接に次々に落ちまくった。年齢なのか、印象なのか？ 最近になって夫に「採用の合否はほぼ履歴書で決まる」と聞かされてからは、ああ、と思い当たる節はあったが。 毎日通っていたハローワークに情報処理科のポスターを見つけたときは「これで資格を取りさえすれば就職できるに違いない」と疑いの余地もなく思ったものだ。 失業保険をもらっていない身分でありながら、運良く拾ってもらえることが出来た。 Ｋ先生によればただで受講できるのはとてもラッキーなことだそうだ。 これで2年目の大殺界も何とかいい方向にむいてきたらしい。

	ところが・・・
	受講しているコースは情報処理科のはずなのに講習はビジネスマナーから始まる。 一人ずつ前に出て自己紹介、二人で組んで来客対応の練習（芝居？）、電話対応。 毎日、冷や汗、動悸、息切れ。 人前に出るなんてほとんどない、というかあえてさけている私にとってはきつい授業だった。 肩こった。でも、かなり役に立ちそう！

	さていよいよ・・・
	パソコン講習が始まる。 パソコンは仕事で使ったことがあったので、おおよその操作は知っていたものの、教科書が進むにつれて「おおっ」とか「へー」とか感動することしきり。かなり頭の中にいろんな知識がぎゅーっとつめこまれた。 あとはそれを出して使えるか？が問題なのだが・・・。 早く実践で試したい、忘れてしまう前に。忘れたら教科書（あと補足テキストも）持参で会社に行こうと思う。 念願の資格も取れました。履歴書に記入できるのが楽しみ。

	Ｋ先生、Ｗ先生
	厳しく、楽しくそして優しく教えてくださり本当にありがとうございました。 先生の気迫がこちらにビンビン伝わってきて思わずマウスを握る手にも力がはいりました。 Ｋ先生には「この講習で自分を変えてください」と言われました。「そうだ、変わろう」そう思いました。 三日で決心はもろくも崩れ落ちました。が、心の持ちようでいくらでも変われるんだなと思います。 先生の言葉を時々思い出して自分に喝をいれていきたいです。 あと、先生の毎日のファッションも参考になりました。スタイルもいい先生だけど、組み合わせがとてもすてき。 いつまでも、素敵な先生でいてください。

	クラスのみんな
	ほんと、学校みたいで楽しかった。 日直したり、掃除当番があったり。 とくに楽しみだった昼休み。おやついっぱいいただいちゃってごちそう様でした。 私の人生の中でも印象に残る３ヶ月間になったと思います。時々、みなさんのこと思い出して、励みにしたいと思います。 みなさんお元気で！とまったり、つまづいたりしながらも一歩一歩前に進みましょう。

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